毎日を自分らしく生きたい人のゆるーり雑談blog

ちょこっと、ゆるりと。〜中学生シオンの物語〜

2人のキャラクターと共に、毎日思ったことや本から得た知識についてゆるーり発信していきます!

“仙人の教え|毎日自分らしく楽しむことに人生の意味がある”

☆資本主義社会の中で生き残るためには〜part2〜☆

こんにちは( ・∇・)

 

 

 

今日も昨日に引き続いて、「資本主義

について」書いていこうと思いま

す!

 

 

 

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ということで続きから見ていきましょう!

 

 

 

昨日は「機械化」が招く弊害についてまで書

きましたが、

それでは、企業が効率よく利益をあげるには

どうすればいいのでしょうか?

 

 

 

わかりやすくするために、利益率を上げる

いった観点で考えていきたいと思います!

 

 

一般的に利益率は、

 

「利益 ➗ かかった費用」 で計算するこ

とができます!

 

 

 

ここで、資本主義の視点で見てみると、

 

「利益 ➗(原材料費・機械設備費用➕労働

者の給料)」と置き換えることができます!

 

 

 

 

ということは利益率を上げるためには、

 

(1)生産コストを下げる(分母を減らす)

(2)付加価値を上げる(分子を増やす)

 

の2パターンしかありません!

 

 

 

ではそれぞれについて具体的に見て行きまし

ょう!

 

 

 

 

(1)の場合、技術革新やデフレなどで、商

品の価格が安くなることや、労働者の給料が

安くなることで達成できます( ・∇・)

求職者が多くなればなるほど、生産コストを

低くすることができますね!

 

 

 

(2)の場合、労働者一人当たりの労働時間

を長くするか、イノベーションによって、

人当たりの生産性を高めることで達成できま

す!

 

 

 

ただ、最近では長時間労働が社会問題として

問題視されていて、働き方改革を行なってい

る企業が多いので、また違ったアプローチを

しているんですね!

 

 

その方法とは、「一人当たりの業務範囲を広

げること」です!

 

 

例えば、ある商品を200個販売する従業員に

対して、(月給20万)

「200個売ればインセンティブとして給料を

2万上げます!」と提示したとしましょう!

 

 

すると、従業員は少しでも月給を上げたいの

で、必死で200個売ろうとしますよね!

 

 

 

ただ、企業の面から考えてみると、コストは

10%増加するのに対して、利益は倍になるん

です!

 

 

こうやって企業は利益率を高めているんです

ね!

 

 

ちなみにこうやって利益率を上げられない場

ほとんどの企業が膨大な固定費を抱えた

まま、リストラを行ったり、最悪の場合倒産

してしまうんですね(°_°)

 

 

 

 

資本主義社会では利益率は下がっていくこと

は確実なので、それによって利益率を上げら

れない企業は淘汰され、供給量が調整される

といった現象が起きるんですね!

 

 

 

そういった意味では仕方のないことなのかも

しれません!

 

 

 

ただ、現代の社会を見たときどうでしょう

か?

 

 

利益率が上げられない企業は果たして淘汰さ

れているでしょうか?

 

 

 

実際は全くの真逆なんですね笑

 

 

 

政府は国民から集めた税金を使って景気対策

をしており、本来淘汰される質の悪い企業ま

でもが、生き残ることができるのが今の社会

なんです!

 

 

ということは日本はさらに借金を抱えること

になり、将来の子供が抱える負担はどんどん

増加していると言えます!

 

 

 

将来は今よりも稼ぎにくくなる時代になって

しまうんですね(°_°)

 

 

 

マルクスの時代はまだ物不足の時代だったの

で、「使用価値」があまりなくても、物は勝

手に売れていったんですよね!

 

 

 

でも今は「使用価値」がなければ、商品は絶

対に売れないです٩( 'ω' )و

 

 

 

私たちは非常に難しい時代に生まれてきたん

ですね( ; ; )

 

 

 

 

 

あと、イノベーションが全く生まれていな

い!」って言っている人も多いと思います

が、実はイノベーションはかなり生まれてい

るんですよね!

 

 

それよりも、多くの人がイノベーションのペ

ースに追いついていないことが問題なんで

す!

つまりテクノロジーとの競争に負けるという

ことです!

 

 

 

色々書いてきたのでここまでをまとめます!

 

 

 

まとめ

自由競争が促されることによって、様々なイ

ノベーションが起きるが、それによって仕事

は分業化・機械化が進み、労働力は低下して

いく。

すると、労働者の給料は下がり、一方で資本

家はますますお金を稼ぐようになる。機械化

やテクノロジーが進歩することによって、多

くの人が職を奪われ、単純な作業しかできな

くなってしまう。

 

だから、これからもっと貧富の差が大きくな

ってしまう。中間層が非常に少なくなり、

金を稼ぐ人と稼げない人の二極化が明らかに

なってくる。

 

 

 

 

 

では今からの社会の流れと、どうすれば生き

抜くことができるのか考えて見ましょう!

 

 

 

「これからの社会の流れ」

 

非正規雇用フリーランス

の人が増加する

 

ますます商品を購入する人が減っていくの 

で、企業は利益率を出すために、まず「人件

費」を下げようとします!そのためには正社

員ではなくて、非正規雇用を増加させます!

 

 

その方が売り上げに応じてコストを変化させ

ることができるからです!

 

 

 

 

・資本の分散が起きる

 

マルクスは、効率性を上げるためには資本を

集中させなくてはならないので、巨大企業が

数々うまれると予想していましたが、それが

覆っているのが現代です!

 

 

実際は、個人でも商品を作り上げることはで

きるので、各個人に資本が分散されるといっ

た現象が、ますます進んでいくことでしょ

う!

 

 

 

 

・労働力の「価値」よりも

「使用価値」を重要視するよ

うになる。

 

使用価値を考えなければ、利益を出すことは

できなくなるので、多くの人が使用価値でク

ライアントなどから評価を受けようと意識を

変えていくことでしょう!

 

 

 

 

 

 

「生き抜く方法」

 

(1)変化耐性をつける

(2)能力を汎用化させる

(3)自分の売りを見つける

 

 

書籍ではこの三つのことに対して詳しく書か

れていますので、ぜひ読んで見てください!

 

 

 

 

 

とても読みやすいのに、「資本主義」につい

て理解することができる一冊なのでオススメ

です!

 

 

昨日の記事に出典を記載するのを忘れていた

ので、ここで改めて記載しておきたいと思い

ます!

 

 

出典:『超入門 資本論』  著(木暮太一)

 

https://www.amazon.co.jp/超入門-資本論-木暮-太一/dp/4478027137

 

 

 

ということで、今日はこの辺で!

 

 

 

またまたー٩( 'ω' )و