（物語）シオンの初めての恋は成就するのか？？〜シオンと麻衣ちゃんのデート〜

「毎日自分らしくをモットーに」

こんばんは( ´ ▽ ` )

DAIKIです！

今日はいよいよシオンが思いを寄せている

「麻衣ちゃん」とのデートの日です。

そして今日シオンは麻衣ちゃんに告白するつ

もりでいます！

今回のデートは果てしてうまくいくのか？

告白が成功して、遂にシオンは麻衣ちゃんと

付き合うのか？

それではシオンと麻衣ちゃんのデートを覗い

てみましょう♪( ´▽｀)

うーん、確かこの辺なんだけどなぁー。 あ、あった！！

ここって、もしかしてあの「巨大パフェ」で有名なところ？？

そうそう！前に麻衣ちゃんがパフェを死ぬほどいっぱい食べてみたい〜って言ってたから、このお店にやって参りました！

え〜！覚えててくれたんだ！嬉しい〜。

（喜んでくれてよかった〜）じゃあ入ろっか！

いらっしゃいませ〜。何名様でしょうか？

あ、2名です！

ではこちらのお席にどうぞ〜

（ゴンっ！）

あ、イタタタ、、、

大丈夫？麻衣ちゃん？

またやっちゃったよー笑なんか最近よく物に ぶつかっちゃんだよね〜笑　こないだなんか、足の小指 椅子にぶつけてしまって家で一人で死んでたもん笑

麻衣ちゃんって意外にもおっちょこちょいなんだね笑 でも俺も足の小指は良くぶつけちゃうかも。

やっぱり？？だよね〜。もうぶつけすぎて小指なくなっちゃうのか心配だよ〜笑

そんなにぶつけてるんだ、、、笑

ご注文お伺いします！

あ、えーと。麻衣ちゃんこの巨大パフェでいいよね？？ じゃあ、これ２つでお願いします！

え！？１人１つも食べるの？？笑

もし食べられなかったら、俺全然食べるし、大丈夫だよ！ （ここはカッコいいところ見せるチャンスだな！！ニヤっ）

お客様、こちらの巨大パフェなんですが、今までで一人で

食べ切れた方はほとんどいらっしゃらないですよ笑

なので、お二人で一緒に召し上がった方がよろしいかと

思います。

あ、そうなんですか、、じゃあ、巨大パフェ１つで。

店員さんめっちゃ笑ってたよ笑 ほら、シオン君！周り見てみて！笑

あ、ほんとだ。ほとんどの人が残してる、、 あの、調子に乗っちゃってごめんなさいでした笑

面白かったから許します！

お待たせしました〜。

うわーー！でっか！！！ これは一人では食べ切れないわー確実に笑

２つ頼まなくてほんとよかったね笑

（もぐもぐタイム）

ひゃーー。私もうお腹いっぱいだー。 死ぬほど食べちゃったー。

俺も相当胃にきてるかも、、 でももったいないから食べちゃうぞーー！

だ、大丈夫？シオン君。無理は禁物だよ！笑

まだまだいけるって！ （ここで食べないと男じゃないぜーーー）

（10分後）

も、、、もう。む、無理で、す。（バタン）

ちょっと、シオン君！！ほらー。だから無理しちゃダメだって言ったのに、

ちょっとトイレ行ってきます、、、

大丈夫？？？

もう大丈夫です笑　いやーやっぱり巨大パフェなめてました笑

ほんとシオン君っておバカさんだね笑 あ、そうだ。いきなりなんだけど、シオン君って好きな人とか いるの？？

え！？急にどうしたの？？（これってまさか、、、）

実は私最近ね、、ある男子に告白されたんだけど、 自分の気持ちがよくわからないんだぁ、、その人のこと別に嫌いとかそういう感情はないんだけど、このまま付き合っ ちゃってもいいのかな？って。

周りの女子からは「そんなの付き合わないとわかんないし、 １回付き合ってみたら？」って言われるの。 それに「好き」っていう感情が私にはまだ分からないし、 自分の気持ちが整理できないんだぁ、、

そ、そうなんだ。。でもお試しみたいな感じで付き合ってみよ うっていう人もいると思うし、ちゃんと相手のことを知ってから付き合いたいって思っている人もいるんじゃないかな？

そうだよねーー、、でもどんな感情になれば「相手のことが好き！」ってなるのかな？？

んー。考えてもいないのに無意識のうちにその人のことが頭に 浮かんでくるとか、相手のこともっと知りたいって思ったなら それは「好き」の感情が芽生えてるんじゃないかな？

なるほどなるほど、、なんかシオン君って恋愛評論家みたいだ ね笑

これが合っているかどうかは分かんないんだけど、 でも「好き」に理由はないと思うなぁー。知らない間に好きになってるんじゃないかな？？

ふふっ。

あれ？なんか俺おかしいこと言っちゃった？？

ううん。いやシオン君ってなんでもちゃんと聞いてくれるんだ なーって思って。ごめんね。どうでもいい私の悩みなんて言っちゃって。

全然大丈夫だよ！なんでも聞いて！（ドヤ顔）

（はあぁー。麻衣ちゃんやっぱり告白されてたんだなぁー。 どうなんだろう？麻衣ちゃんなんて返事するんだろう、、）

ありがとう。あ、次はどこに行くの？？

次はですね。映画を観に行きます！

もしかして、「コーヒーが冷めないうちに」？？

大正解！！よく分かったね〜！

やったー！私それめちゃくちゃ観たかったんだぁ〜。

ほんと？？俺も前から気になってたんだー！ よし、じゃあ行こっか！

映画館って言えば、ポップコーンだけど、 さっきの巨大パフェがまだ胃に残ってるね笑

そうだね笑　飲み物だけ買って行こっか！

「コーヒーが冷めないうちに」上演中、、、

めっちゃ感動したぁーー！久しぶりに映画で泣いちゃったよー。

もう少しで俺も泣くところだった、、、 （ふぅー。ホンマに危なかった。もうちょっとで涙腺崩壊してた、、）

あれ？シオン君ちょっと泣いてるんじゃない？？

な、泣いてないよ！！

そんなムキにならなくてもいいのに〜。

ねえシオン君？　もしこの世にもういない人と話せるとしたら誰と話したい？？

んー。やっぱり3年前に亡くなったおばあちゃんかな？ こんな俺に対していつも優しく面倒見てくれて、ほんと大好きだったんだ。

大人になったら絶対おばあちゃん孝行するって決めてたのに、 その前に亡くなっちゃったから。だから会いたいな〜。

シオン君おばあちゃんに愛されてたんだね。シオン君は両親とも仲がいいの？

うーん。仲がいいって言えばいい方だと思うな〜。 まあ、母さんはいつもうるさいけどね笑

微笑ましいね〜。（羨ましいな〜、、、）

ん？？どうしたの？？

ううん。なんでもないよー！！ あ、もうこんな暗くなってる。そろそろ駅戻ろっか！

ちょっとだけ寄って行きたいところあるんだけど、いい？

寄りたい所ってここなの？？

うん。俺ここから見える景色が好きなんだ。 別に夜景が綺麗とかじゃないけど、１つ１つの光になんだか 生命を感じるっていうか、なんだか見てると元気になるんだ。

ちょっとその気持ち私も分かるかも、、、 なんだか落ち着くね。

あ、あの。麻衣ちゃん。

どしたの？

俺、麻衣ちゃんのことがす、好きです！！ 良かったら俺と付き合ってください！！

ごめんなさい！私、シオン君の気持ちには答えられない。 私のこと好きになってくれて本当に嬉しいよ。でもごめんなさい。

そ、そうだよね、笑 ごめんねこんなところで急に、、、 じゃあ、駅戻ろっか！

う、うん。

（あれ？俺の気のせいかな、、麻衣ちゃんすごく悲しそうな表 情だったような、、、）

今日はありがとうシオン君。めっちゃ楽しかったよ！ じゃあまたね！

うん！ありがとう！またねー。 （なんだろう、この変な気持ちは、、、俺振られたんだよな、、、）