毎日を自分らしく生きたい人のゆるーり雑談blog

ちょこっと、ゆるりと。〜中学生シオンの物語〜

2人のキャラクターと共に、毎日思ったことや本から得た知識についてゆるーり発信していきます!

“仙人の教え|毎日自分らしく楽しむことに人生の意味がある”

☆超監視社会からの脱出〜最終話〜☆

こんばんは( ・∇・)

 

 

今日は最終エピソード(本当の自

由について)お送りしたいと思いま

す!

 

 

 

 

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・・・・・

 

 

私は過去に戻り、小学校から帰る輝を見つけ

た。

 

 

 

この時の俺はなんていうか、顔が全く笑って

なかった。

 

 

 

自由ってなんなんだ?俺の家庭は自由もクソ

もない。

父親と母親の意見に従わなければいけないみ

たいな空気がそこには張りつめられていたか

らだ。

 

 

 

ただな、昔の俺よ。

自由ってのは誰にでもあるもんなんだ。

自由じゃないって思っているなら、自らの力

で自由を手にいればいい。

 

 

 

それか、自由って無理やり思い込ませても、

それは自由っていうんだ。何も考えないよう

にする、それも自由の一つだ。

 

 

 

 

 

昔の俺はただ目の前の暗闇に絶望しているだ

けだ。

もっともっと世界を俯瞰して見てみる必要が

ある。

 

 

 

 

これから昔の俺には数々の試練が待ち構えて

いるだろう。

 

 

ただ、焦ることなく一つ一つ自分の頭で考え

ながら、乗り越えていってほしい!

 

 

 

「やあ、輝君、元気かい?」

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

自由団体「フリーダム」が起こした過去最大

の事件。

 

 

自由を否定する人々を異国の無人島に追放す

るという前代未聞の事件だった。

 

 

 

もちろん、ここには私の両親も含まれてい

た。

 

 

 

自分の両親が自分の親友によって、この国か

ら追放されたのだ。

 

 

 

 

なんとも言えない気持ちが俺を襲ってきたの

だが、もう振り返る時間なんてない。

 

 

 

今の社会はこの事件を受けて、超監視社会に

なった。

 

 

 

今の社会では多くの人が自分の生きたいよう

に生きれないといった状況だ。

 

 

 

位置情報を把握され、自身の感情などもコン

トロールされている。

 

 

 

そんな中でどうやってやりたいことをやろう

というのか?

 

 

 

こんなこと言うと、自由な世界だったとして

も、自由に生きられない人も絶対に存在する

って反抗してくる人もいるだろう。

 

 

でも、そもそも本当の自由ってなんなん

だ??

 

 

 

私は、「自由とはなんでもいいから自然と笑

顔になれる空間があるってことなんじゃない

かな?」って思っている。

 

 

 

ある誰かを見て、「あの人は自由じゃなさそ

う。」って思ったとしても、その人にとって

は自由なのかもしれない。

 

 

 

自由なんて人の数だけ存在するのだから、

一括りにすることなんてできない。

 

 

 

 

元の社会に戻したい。

 

 

 

そんな気持ちが俺を後押しする。

 

 

 

 

気がつくと、俺の周りには、

協力してくれる人が集まっていた。

 

 

 

 

ツイッターでの拡散、youtubeでの署名呼び

かけなどできることは手を尽くした。

 

 

 

今の社会に足りないもの、超監視社会の不適

切性を必死に社会に対して訴えかけた。

 

 

 

 

結果、功を奏して、超監視社会のシステムが

廃止されることになったのだ。

 

 

 

俺だけの力だけではない。

 

 

 

自由を信じ、自分の意見に賛同してくれた人

全員のおかげだ。

 

 

 

本当に感謝してもしきれない。

 

 

 

 

 

私は元の日常を取り戻した後、

この事件を起こした親友の「月人」に会い、

そして異国の無人島に追放されていた両親と

も本音で色々語り合った。

 

 

 

 

一度は自由を失いかけたからこそ、

俺に加えて、俺の周りの人々、そして日本中

の人々が大切なことに気づけたのかもしれな

い。

 

 

 

人は何かを失って、新しいものを得る。

全てを得ることはできず、ある時には犠牲を

払わなければならない。

 

 

 

 

この事件は俺の考え方を変えてくれたきっか

けでもあった。

 

 

 

俺の将来の夢は食を通して世界中の人を笑顔

にするといったものだが、それと同時に、自

由についてもっと深く追求していきたい欲が

高まってきた。

世界中を旅して、いろんな自由を自分の中に

吸収していきたいのだ。

 

 

 

 

今では両親も心の底から応援してくれている

だろう。

 

 

 

 

本当の自由を追求する旅がいま始まるのであ

った。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

世界の旅に出てから5年の月日が流れた。

 

 

 

 

俺は久しぶりに日本に帰ってきた。

 

 

ちょうど帰ってきた日に、親友の「月人」が

釈放されるのだ。

 

 

 

一度は誤ってしまった月人。

 

 

 

それでも、月人は俺の大事な親友だ。

 

 

 

そんな親友と久しぶりに会話をしたくなり帰

ってきた。

まあ、その他にも、日本の社会がどう変化し

てきているのかについてもちょっと興味もあ

ったのだが。

 

 

 

 

「久しぶりだな。月人。」

 

 

 

「そうだな。輝。俺はこの6年間刑務所の中

で常に考えてたことがある。

本当の自由ってなんなんだろう?って。」

 

 

 

「やっぱり、月人もそう思ってたんだな。

実は俺もそれを探しに今世界中を旅している

んだ。」

 

 

 

「そうだったのか。」

 

 

 

「自由って追い続けたらダメなのかもしれな

いな。

今ある自由、それを思いっきり楽しむのが本

当の自由なんじゃないか?」

 

 

 

「そうなのかもな。なあ、輝。

俺もその旅についていっていいか?」

 

 

 

「もちろん!」

 

 

 

 

周りの人みんなを照らし続け、自らも輝き続

ける。

そんな意味合いを込めてつけられた名前

「輝」

 

 

 

 

そして、その輝きがなければ、決して光るこ

とのできない月。

「月人」はまさにそんな存在なのかもしれな

い。

 

 

 

「月人」を照らし続ける「輝」。

 

 

 

 

2人はこれからこの世界でどのように光り輝

いて行くのだろうか?

 

 

 

 

きっと2人なら素敵な輝きを照らしてくれる

だろう。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

 

以上で、「超監視社会からの脱出」すべての

エピソードをお送りしました( ・∇・)

 

 

 

なんか、ストーリーもめちゃくちゃになっ

て、内容も意味わからなくなりましたが、

書いていて結構楽しかったです笑

 

 

 

これからもフィクション系とかたくさん書い

て行こうと思っているので、ぜひ良ければ読

んでいただけるとありがたいです!!( ^∀

^)

 

 

 

 

 

それでは今日はこの辺で!

 

 

またまたー( ・∇・)